Nakayubi.-11『戦争前夜の作家たち』(菊池寛、岸田國士、森本薫作)2021年3月6日~7日
【演出】
神田真直
【日時】
2021年
3月6日(土)13:00/17:00
3月7日(日)13:00/17:00
【会場】
gallery Main
(京都府京都市下京区下鱗形町543 有隣文化会館2F)
【演目・あらすじ・出演】
菊池寛『父帰る』
明治40年頃。南街道の海岸にある小都会に住む、中流階級のつつましやかな家庭。長男の賢一郎は、役所勤めをしており、20年前に蒸発した父宗太郎に代わって、一家4人を支えてきたのである。そこに父が、突然帰ってくる――。
黒田賢一郎:武士岡大吉(劇団つちの娘)
新二郎:柊木樹(劇団なかゆび)
おたね:土肥希理子
おたか:飯坂美鶴妃
宗太郎:齋藤秀雄(ISSO inc.)
岸田國士『是名優哉』
神戸のあるホテルの休憩室。茶卓を挟んで向かい合う男と女。女は、乗船する夫を見送ったところである。男は、夫の親友だが、旦那の不在をいいことに女を口説こうとする。それは失敗に終わることになっている、という芝居なのだが、男は、途中で演技をやめて観客の前で戯曲を公然と批判しはじめる。
男:柊木樹(劇団なかゆび)
女:飯坂美鶴妃
森本薫『みごとな女』
裁縫教室であまり高く評価されず、家で弾くピアノもあまりうまくない、あさ子。母の真紀は、そんなあさ子の将来を案じていた。そこに、収が訪ねてくる。真紀は収に、縁談が持ち上がっている医者の弘のことを話し、紹介する。収は弘の人となりに触れ、弘とあさ子の関係への期待を語る――。
あさ子:土肥希理子
真紀:飯坂美鶴妃
収:武士岡大吉(劇団つちの娘)
弘:柊木樹(劇団なかゆび)
【スタッフ】
舞台監督:長峯巧弥
舞台美術:柊木樹(劇団なかゆび)
照明:杉本奈月(N₂)
宣伝美術:瀬戸沙門(劇団速度)
記録撮影:竹崎博人(Flat Box)
制作:吉岡ちひろ(劇団なかゆび)
主催:劇団なかゆび