劇団辞めてドイツ行く(60)カンティーネと〈公共性〉――2025年8月5日
ざわめくpopulus ベルリンの劇場に行くなら、作品だけでなく、カンティーネ(食堂)にも注目しなければならない。私はマクシム・ゴーリキー劇場のカンティーネがいちばんのお気に入りだが、シャウビューネ、ベルリナー・アンサ […]
劇団辞めてドイツ行く(59)野村眞人との対話――2025年8月4日
リドルのパンなんか食べてるからでしょ 野村がパンを好まないというのは、友人たちのなかでは有名な話である。パンの消費量が日本一といわれる京都にいて、かつヨーロッパで頻繁に活動しているのにもかかわらず、並々ならぬ拘りといえ […]
ビギナーによるビギナーのためのベルリン観劇案内
ベルリン到着直後、とくに先導者がいない状態で観劇していて、とても苦労しました。後続のために簡単に書いておこうと思ったら、かなり長くなってしまいました。細かいところで結構文化的な違いが出るものです。よい観劇体験のための参 […]
【ドイツ 演劇】Glaube, Geld, Krieg und Liebe(ロベール・ルパージュとアンサンブル作、ロベール・ルパージュ演出『信仰、金、戦争、そして愛』)――2025年7月20日 シャウビューネ劇場 Schaubühne
作:ロベール・ルパージュとアンサンブル Robert Lepage und Ensemble演出:ロベール・ルパージュ Robert Lepage※観劇日:2025年7月20日初演日:2024年10月3日 ※Robert […]
【ドイツ 演劇】Peer Gynt(H.イプセン原作『ペール・ギュント』)――2025年7月14日 シャウビューネ劇場 Schaubühne
原作:ヘンリック・イプセンEin Taten-Drang-Drama von John Bock und Lars Eidinger 観劇日:2025年7月14日初演日:2020年2月20日 Ich biiiiin!!! […]
【ドイツ 演劇】Die Dreigroschenoper(ブレヒト『三文オペラ』)――2025年6月27日 ベルリナー・アンサンブル Berliner Ensemble
作:ベルトルト・ブレヒト音楽:クルト・ヴァイル共同作業(Mitarbeit):エリザベス・ハウプトマン演出:バリー・コスキー Barrie Kosky 初演日:2021年8月13日観劇日:2025年6月27日 1949 […]
【ドイツ 演劇】Alice im Wunderland(ルイス・キャロル原作、オリバー・フルリッチ演出『不思議の国のアリス』)――2025年6月19日 マクシム・ゴーリキー劇場 Maxim Gorki Theater
原作:ルイス・キャロル企画・演出:オリバー・フルリッチ観劇日:2025年6月19日初演日:2024年3月2日 オリバー・フルリッチ、四作目である。本作でゴーリキー劇場での観劇は最後になった。フルリッチの作品は、ヨーロッ […]
【ドイツ 演劇】Frau Yamamoto ist noch da(デア・ローアー作『ヤマモトさんはまだいる』)――2025年6月17日 ドイツ座 Deutsches Theater
作:デーア・ローアー Dea Loher演出:イェッテ・シュテッケル Jette Steckel観劇日:2025年6月17日初演日①:2024年9月12日(シャウシュピールハウス、チューリッヒ)初演日②:2024年9月1 […]
【ドイツ 演劇】Linkerhand(フランツィスカ・リンカーハント原作、セバスチャン・バウムカルテン演出『リンカーハント』)――2025年6月16日 マクシム・ゴーリキー劇場 Maxim Gorki Theater
原作小説:フランツィスカ・リンカーハント演出:セバスチャン・バウムカルテン観劇日:2025年6月16日初演日:2024年10月18日 今回もまた伝記ものだった。「自身の半生を語る」とか、いわゆる「半自伝的小説」といった […]
劇団辞めてドイツ行く(58)日本の俳優たちへ――2025年7月21日
ベルリナー・アンサンブル、休憩中の衝撃 2025年6月末のこと。ベルリナー・アンサンブルでブレヒト作『三文オペラ』を観劇した日に、私は衝撃を受けた。これは作品の内容にかんしてのことではないのだが、「ドイツで驚いたことト […]